1975 TA22-MQXRの話

1998年の2月の事です。
知りあいになったあるセリカのオーナーから相談されました。
「セリカを引き取ってくれませんか?」・…
前の年の秋にLHDを復活させた僕はお金も無いのに
もう駐車場を契約し引き取る事に決めました。



引き取りに行ったのは晴れた日曜日。
エンジンを掛けようとやってみましたがダメ。
結局、積車のウインチで引き揚げる
事になりました。
さてどうなる事やら・…
駐車場に戻り、その日のうちに
友人の正くんと悪戦苦闘!
何とかエンジンがかかりました。
磨いて見ると結構キレイになりました。
ボンネットの先端とRリヤクォーターに
錆があるだけです。
さてエンジンルームです。
タコ足がついています。

そして純正AC装備!!
ちゃんと直せばあし車としても使えるかなぁ?
シートも結構キレイ!
運転席にも破れは無くこのまま使えそうです。
センターコンソールはDENSO製の
油温、油圧メーターが追加されていました。
ここまでは良かったのですが・・・

この年の夏の事でした。
ガソリンが腐っていてカーボンが溜まっていたのでしょう。
いつものようにエンジンを掛けると甲高い音で「キャンキャン」と異音が・・・

「やばい!!」
どうやらカーボンで下がっていたバルブにピストンが干渉したようです
「あーぁ・・・」
・・・と言う事で現在冬眠中です。
現在はヘッド交換予定の為、
補器類は外した状態です。
友人から譲ってもらったOH済みヘッドを
準備済みですがいつ冬眠から覚めてくれるやら…
五月の連休に久し振りにWAX掛けしました。
(すぐにでも走り出しそうなのになぁ…)